
注目の一本
バリサル砲の謎|19世紀ベンガルで鳴り続け、1950年に消えた「見えない大砲」の正体
何が謎なのか
誰も撃っていない大砲の音が、数十年にわたってベンガルの湿地に響いた。三発一組だという者もいれば、二十発以上数えた者もいる。雨の日だという証言と、晴天だという証言が並ぶ。そして一九五〇年、音はぱたりと止んだ。
19世紀のベンガル・デルタで数十年間、誰も撃っていない大砲の音が響いた「バリサル砲」。3発1組か、20発以上か。雨の日か、晴天か。証言は食い違い、Nature誌の論争、海底峡谷説、ラーヴァナの門の伝承まで、世界一詳しく追う。
この謎を読む新着の謎
直近に公開・調査した記事から。ひとつ読むと、その隣の謎が気になりはじめます。
中東銅の巻物の謎|銅に刻まれた2000年前の「宝の地図」。64か所の隠し場所は、なぜ一つも見つからないのか
1952年、クムラン第3洞窟から出土した死海文書のうち、一巻だけが銅の板に刻まれていた。中身は祈りでも預言でもなく、64か所の隠し場所と金銀の重さを並べた目録。総量は26トンとも100トン超とも言われ、単位すら確定していない。誰が何のために刻んだのか、なぜ一つも見つからないのかを追う。
2026.09.07
アジアバリサル砲の謎|19世紀ベンガルで鳴り続け、1950年に消えた「見えない大砲」の正体
19世紀のベンガル・デルタで数十年間、誰も撃っていない大砲の音が響いた「バリサル砲」。3発1組か、20発以上か。雨の日か、晴天か。証言は食い違い、Nature誌の論争、海底峡谷説、ラーヴァナの門の伝承まで、世界一詳しく追う。
2026.09.05
日本鳥獣戯画は、誰が、何のために描いたのか──八百年、誰も答えを持たない絵巻の謎
誰が描いたのか、なぜ詞書がないのか、なぜ絵の順番が入れ替わり、結末の「蛇」は原本から消えたのか。国宝・鳥獣戯画に残る作者不詳、錯簡、断簡、失われた場面の謎を追う。
2026.08.08
日本国宝《松林図屛風》は未完成なのか。切れた松、ずれる紙、異なる印
国宝《松林図屛風》には、不規則な紙継ぎ、ずれる地面線、外で切れる松、基準印と異なる印が残る。左右を逆にすると何が変わるのか。
2026.08.07
ヨーロッパ『最後の晩餐』12の謎。マグダラのマリア、背後のナイフ、消えた足
レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』に残る12の謎を追う。女性に見える人物、背後のナイフ、ユダの位置、倒れた塩、失われたキリストの足、奇妙な料理と暗号説を一枚ずつ読み解く。
2026.08.07
ヨーロッパ駐車場の下の王|527年間消えたリチャード3世を、どう本人と断定したのか
駐車場の下から出た骨は、なぜ527年間行方不明だったリチャード3世本人と断定できたのか。墓の位置、骨格、傷、年代、DNA、統計を重ねた科学鑑定と、なお残る反証点まで検証する。
2026.08.07
中東1万1600年前に巨石を建てた。最初の文明は本当に南メソポタミアだったのか
紀元前9600年頃、狩猟採集を基盤とする人々がギョベクリ・テペに巨大石柱を建てた。古代エリコ、チャタルホユック、海底に失われた沿岸記録、ウルクの文字行政を比較し、「最初の文明」を決める証拠を検証する。
2026.08.05
その他ラザロ現象は8分後に起きた。死はいつ確定するのか?
蘇生中止後、何もしていないのに循環が戻るラザロ現象。5分、10分、20分という異なる時間の根拠を、最新研究と日本の制度から検証する。
2026.08.05
日本卑弥呼を示す墓も金印もない。魏が認めた女王は誰だったのか
魏志が名、使節、金印、銅鏡百枚、死まで記した卑弥呼。しかし本人に結びつく墓も金印も国内の名もない。箸墓、纒向、吉野ヶ里、神功皇后説を2026年の公的調査まで検証する。
2026.08.03
南アメリカアマゾンの森に最大300万人?2万4000~3万基の土塁が示す「アキリー文明」は、なぜ9世紀に途絶えたのか
2026年、LiDARがアマゾンの森の下から432基の土塁を検出した。推定2万4000~3万基、最大300万人というアキリー文明の規模と、9世紀に祭祀場の建設が途絶えた謎を一次資料から追う。
2026.08.02
アジア解読できたら1億5000万円 ― インダス文字、4000年解けない世界最難の謎
未解読文字ファイル・古代インダス文明 ドーラビーラの城塞北門で見つかった「10の記号」。実物をもとにした現代の手描き転写で、発掘写真や公式図面ではありません。 解読できたら、1億5000万円。それでも4000年、誰にも読 […]
2026.07.30
中東最古の文字を発明した民が、自分の正体だけ書き残さなかった──シュメール人はどこから来たのか
最古級の文字を約6000枚も残したのに、最初の声は読めない。孤立したシュメール語、2025年発掘、2026年古代DNA、王名表とウル王墓から、文明を作った人々の出自が決まらない理由を追う。
2026.07.29
その他宇宙に浮かぶ完璧すぎる球「テレイオス」──自然が描いた真円の謎
大マゼラン雲の超新星残骸 SNR 0509−67.5。ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた、飾りのように丸い衝撃波の殻。テレイオスの”完璧な円”に最も近いイメージのひとつ。 / 画像:NASA/ESA Hu […]
2026.07.27
ヨーロッパ【ローズ・アイランド】海上に建国された55日間の国 — イタリアが爆破した”自由の共和国”の謎
1968年・アドリア海で実際に起きた話 ローズ・アイランド 海の上に建国された、55日間の国 イタリア沖のアドリア海に、ひとりの技師が”自分の国”を建てた。公用語はエスペラント、通貨は「ミル」、そ […]
2026.07.26
その他小惑星にDNAとRNAの5種の材料があった。それでも生命は宇宙から来たのか?
2026年、小惑星リュウグウからDNAとRNAに使われる5種すべての核酸塩基が見つかった。RNAワールド、自己複製実験、地球と宇宙の候補を追い、生命誕生までの未接続部分を検証する。
2026.07.21
地域から探す
謎には必ず場所があります。地面の上にあるものも、海の底にあるものも。
テーマから探す
場所ではなく、謎の種類で。六つの入口を用意しました。
謎の壁
これまでに調べた謎から。写真をたどるだけでも、世界が思ったより変なことが分かります。

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34年間、顔も本名も隠された囚人。「鉄仮面の男」は誰だっ…

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木1本にB-52と空母。板門店ポプラ事件はなぜ戦争寸前に…

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800トンの巨石はどう動かされたのか。バールベックに残る…

「30人が消えた谷」は本当にあるのか。中国・黒竹溝の記録…

竹の掘削索で地下1000メートル。四川・燊海井はどう掘ら…

2400年前の曽侯乙編鐘は、なぜ一つの鐘から二つの音を出…

230年掘っても宝は出ない。オーク・アイランド地下には何…

核実験に似た二重閃光をヴェラ衛星は見た。1979年、爆心…

140万種の種を保存しても、危機の後に誰が取り出すのか。…

600年誰にも読めない。ヴォイニッチ手稿は暗号か、偽書か

ディアトロフ峠の9人は、なぜテントを内側から切ったのか。…

水深37メートルに、なぜ9000年前の狩猟路があるのか。…

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世界一乾いた場所に、手掘りの「地下の川」が2000キロ流…

沈むと分かっていたのに、誰も出航を止められなかった。20…

写真もレーダーもある。ヘスダーレンの光はなぜ40年正体不…

「難攻不落」の海上要塞は、一度も戦わずに三つの国の手に渡…

カレル橋は卵で造られたのか。科学が二年で反転した石橋の謎

千年間「肌着」と信じられていた布は、開けたら別物だった。…

5000人の第9ヒスパナ軍団はどこへ消えたのか。ヨークで…

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18億年前の岩でできた空中の島。「時が止まった世界」は誤…

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数千キロ先まで届いた深海音「ブループ」は何だったのか。南…

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5000年前の地下神殿で、男の低い声だけが異様に響く。ハ…

目的の島まであと少しで消えた。アメリア・イアハート失踪と…

北京が水没しても600歳の宮殿だけ沈まない。紫禁城の排水…

115人が跡形もなく消えた。柱に残された一語「CROAT…

2000年前の石のトンネル、誰も用途を知らない。コーンウ…

ブラジル最大の謎|鉛マスク事件

頭はハンマーでも割れないのに、尻尾に触れた瞬間に爆発する…

防腐液なしで270年。砀山女尸はなぜ腐らなかったのか
この図鑑の作り方
おもしろさと正確さは、両立できると思っています。
PRINCIPLE 01
出典をたどる
論文、公文書、発掘報告、当時の新聞まで戻れるものは戻る。そのうえで地域伝承、古い俗説、異説や噂も拾い、事実として確認できる部分と語り継がれた部分を分けて記します。
PRINCIPLE 02
事実と異説を分けて並べる
一つの答えに急いで寄せません。確認できる事実、有力説、少数説、伝承やオカルト的解釈を混同せず並べ、それぞれ何を根拠にして、どこから先が想像なのかを示します。
PRINCIPLE 03
分からないと書く
謎を無理に解きません。解けた部分と解けていない部分の境界線こそが、この図鑑のいちばん大事な記述です。
世界は、まだ全部は説明されていない。
解けた謎より、解けていない謎のほうがずっと多い。この図鑑は、その残りを一件ずつ数えていく場所です。今日はどれから読みますか。
背景・装飾画像:1832 Malte-Brun 世界図(Public domain)/International Space Station star trails — NASA, Don Pettit(Public domain)/Rust old metal — Georges Grondin(Public domain)/Old books in New Orleans city archives — ALA TechSource(CC BY-SA 2.0)/Foggy night at the parking lot — W.carter(CC BY-SA 4.0)/Amundsen-Scott marsstation — Chris Danals, NSF(Public domain)/Namib-Naukluft Sand Dunes — Yathin S Krishnappa(CC BY-SA 3.0)/The Ninth Wave — Ivan Aivazovsky(Public domain)/いずれも Wikimedia Commons。記事中の写真の出典は各記事末尾に記載しています。